イースシリーズの第9作。主人公アドル・クリスティンの冒険をアクションRPGで進めていく。今作は監獄都市バルドゥークでいきなり逮捕されることから始まっていく。
出典:日本ファルコム ホームページ
ストーリー:☆☆☆☆☆(星5)
主人公アドルが監獄に収監されたところから物語が始まる。あっさり牢屋から脱出したアドルはアプリリスという謎の女性から異能という特殊技能を与えられ、それを駆使して監獄を脱出する。
そこからラルヴァと呼ばれる亡霊と無理やり戦闘を強いられる異能を持つ怪人を仲間に監獄から要人救出を繰り返していく。
全9部構成で描かれる物語は基本的に各怪人にスポットを当てたストーリー、グリムワルドの夜という戦闘メイン、要人を監獄から脱出させるために潜入するクエストを繰り返す中で謎が解き明かされていく。
サクサク進むストーリーは小気味よく、適度に戦闘・アクション・クエストがちりばめられていて終始楽しむことができた。
ただゲーム全体にかかる時間は短めであっさり終わる感じ。
操作性:☆☆☆☆(星4つ)
異能を駆使して進んでいき、ラルヴァをバッタバッタと切り倒していく。何となくボタンをガチャガチャしていればフラッシュムーブ、フラッシュガードが発生して無敵状態になれる。
序盤はダッシュと異能で壁上り、瞬間移動駆使して街を探索して覚えていき、終盤はボタン選択でスイスイ移動ができる。
システム:☆☆☆(星3つ)
グリムワルドの夜は優位に運んでいても突如ラクリマの近くで沸いたラルヴァに壊されるのはなんだかなと。壊れないように強化すればいいんだけど。あと本物アドルを一々脱獄させるのはだるかった。
街が徐々に解放されていき、探索範囲が広がっていくのは良かった点。しかし、街と監獄を中心として行き来していくだけのため通常のRPGにあるような世界を旅してと言うような感じはない。それが良くもあり、悪くもある。
小ネタ:☆☆(星2つ)
はなびら集めや落書き、スポット探しなどがあるが小粒感は否めず、やりこもうとは思わなかった。
ただ個人的にユファが「クリムゾンライン」を「なんちゃらライン」とかってディすっていたのがツボに入った。
総合評価:☆☆☆☆(星4つ)
ストーリーと操作性が良くサクサク進むということで映画の主人公となって操作している感じがして楽しかった。小ネタなどやり込み要素を求める人には物足りないかも知れないが、個人的には十分と思う。
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