【PS4】アライアンス・アライブ HDリマスター

ゲーム
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元々3DSで発売された王道のRPG。支配層の魔族、魔族の従属である妖魔、支配される人間という世界の中でレジスタンス組織に所属する主人公達が立ち向かって行く。

出典:FuRyu ホームページ

ストーリー:☆☆☆(星3)

ずっと雨が続く世界。レジスタンスに所属している主人公ガリルとヒロインのアーシェラが禁断の場所に忍び込み、青空の絵を見ようと試みるところから物語が始まる。忍び込んだ結果、魔族から罰として視力を奪われるアーシェラ。視力を奪った魔族を倒し、かつ、理不尽な魔族の支配からの解放を目指し、9人の種族入り乱れた仲間たちと冒険を進めていく。

雨の世界、燃える星界、監獄世界、雪の世界、結晶世界、それぞれが独自の文化を持っている中、冒険を続けて行き世界の謎の真相に迫っていく。

全40章の構成で描かれる物語で基本的にサクサク進んでいくため迷うポイントなどは少なめ。ギルドなど小ネタやサブイベントなど幾つかあるが、2周目回るのが前提なのか1周目で全て攻略するのは厳しい。

支配される側の人間が主人公であり、ヒロインの視力が奪われる、ヒロインの父親が亡くなるなど暗い話がベースではあるがキャラデザインやキャラクターの性格設定からかストーリ自体は重くなく、ハッピーエンドであったため個人的には好印象。

操作性:☆☆☆(星3つ)

コマンド入力タイプなのでごく普通の操作性で可もなく不可もなく。

移動は途中までは高い所までいちいち上って行ってグラインダーで飛ばないと行けなかったり少し移動が面倒。ただ物語の終盤からは街の近くまですぐ移動できるようになるため快適になる。

システム:☆☆(星2つ)

全世界と魔族界を冒険することになるのだが、そもそも各大陸に一つしか街がなく、その町も村レベル。魔族界に乗り込んでも村レベルの大きさで貴族の家の割には、という感じで壮大な世界を飛び回るといった感じではなかったのは残念。ダンジョンとなる水魔の巣窟についても数は多いがそれぞれの規模は小さい。

技を閃いていくシステムは面白いと感じたが、各技で結局使えるのは固定になってしまう。武器や防具についてもそもそもの数が多い訳でもなく、ダンジョンの宝箱からとった武器を使えば十分であり、ギルドを成長させる意味がそこまでないのかなと思った。

最大の欠点としてはキャラクターの音声が入っておらず、字幕を読む必要があるということ。同時期にイース9をプレイしているのだが、イース9との違いが大きすぎるのと、キャラデザイン的に喋りそうなデザインなのも相まってかなりガッカリするポイントとなった。

小ネタ:☆☆☆(星3つ)

ギルドシステムはスポットを発見していく事やマスターやギルド人員を増やしていくで発展させていくことが出来る。色々な場所を発見していくことは楽しい作業であったが、のちに人材が限られているため全てをコンプリートしてもどれかに集中しないと発展させ切ることができないことが分かり愕然となった。2周目以降する予定の人ならいいが、同じストーリーを繰り返すことが苦痛な人は一気にやる気が失せる。

その他ケイオシウム結晶を集めていくのもドラクエの小さなメダル集めの様で良かったが、一番いい武器をもらおうとするとそれ以外ほとんどもらえないのは1周目のみのプレーヤーには厳しい。

総合評価:☆☆☆(星3つ)

3DSのリマスターであり王道のRPGということが分かった上でのプレイであったため、まずまず楽しめた。ただ個人的な感想としては、PS4という高スペックのハードでプレイするため、3DSでは許せたかも知れない規模感や音声無しなど残念な印象が強く残った。特に気にしないよと言う人にはおすすめできる。

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