【保有銘柄紹介】アドウェイズ

アドウェイズ
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アドウェイズ(2489)

個人的に上がって欲しい!という願望を持っているマザーズ市場のネット広告をメインとしている株です。一時期はLINEフリーコインの販売をしていると言う事でLINE関連株として急上昇、LINE株式上場付近の思惑買いなどがあり高騰していた株です。最近は株価が低迷していますがソロソロ上がって行くかなと思っている理由を紹介していく。

株価の動向

冒頭で書いている通り、LINE思惑で天国と地獄を繰り返し、現在地獄の状態です。株価は現在は300円代となっていますが、当時はLINE思惑の時は3,000円代まで高騰し、そこから更に上昇していくのでは!?と期待されていました。

実際はLINEフリーコインの販売をしているとは言っても繋がりが浅かったようで、LINEコイン、LINEポイントなどその後のスタンプ購入などで使うLINE上の仮想通貨にはアドウェイズは絡んでおらず収益も伸び悩み。広告などに関しても最早LINE関連銘柄というのは過去の話とかしています。

それなのに何故期待しているのかと言うと、塩漬けしていると言うのはもちろんあります(笑)しかし昨年に電通と並ぶメディア大手の博報堂と資本業務提携をしたと言う事が大きい所です。2020年5月に発表された決済では新型コロナの影響でボロボロかな、と思いきや、まさかのV字回復を見せており今後が期待されます。

またアドウェイズは信用買いが多いことから、空売りを仕掛けられることが非常に多い銘柄となっており(「アドウェイズ」「空売り」で検索かけると分かります。)野村とモルガンのおもちゃにされています。そのため株価が上がると空売りを仕掛けられて株価が下がることを繰り返していますが、現在信用買いが減ってきており、それに伴い空売りも減って来ています。このまま減り続ければいずれ上がるのではと期待しています。

個人的に思うのはこんな下がり続けの銘柄を信用買いするなよ、と。

売上・営業利益

売上・営業利益ともに前年比でも激減しているため株価は低迷しているのもうなづける。ただし博報堂との資本業務提携後については前四半期と比べて新型コロナで広告がかなり厳しいと言われている状況にも関わらず、経常利益で200%を超えるV字回復をしている。もしこれが業務提携の成果であれば、現在の株価は安いと判断できる。(希望も含まれているが)

2019年3月期2020年3月期増減額
売上41,857百万円37,304百万円▲10.9%
営業利益722百万円197百万円▲72.7%
当期純利益738百万円164百万円▲77.7%

配当・配当利回り予想

配当に関しては2.6円の配当で0.76%程度のため配当は期待できない。SBI証券では貸株ができるが、アドウェイズは貸株比率1%であるため貸株と合わせて1.76%がもらえる。少しは足しになるかも知れません。

株主優待

株主優待はありません。

財務指標

財務指標も特筆すべきものはなく、どちらかと言えば悪い状況。ただし今まで稼いできたお金(自己資本)が100億以上あるためドンドン成長分野に投資していって欲しい。というかして下さい。

19/320/3
経常利益率2.2%1.1%
ROE6.5%1.4%
ROA5.1%2.2%

総評・結論

現時点では個人的な失敗銘柄として紹介しています。しかしソロソロ上がらないかなーと期待もしています。

おすすめはしません。株をやり始めた時に「何となく上がりそう」と買って下がるたびにまた上がるだろうと追加して行くとこうなるよ、という反面教師として受け取ってもらいたいです。

ホント悲しい。。。

出典:株探(2020/06/28時点)