【2020年2Q決算結果】コムシード

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コムシード(3739)

先日11月12日発表された21年2Qの決算発表されたコムシードの決算の解説とそれに合わせた私の投資スタンスを記載したいと思います。

ワンパンマン セルランショックの後で傷心中ですけど・・・。

21年3月期 第2四半期決算

早速ですが、11月12日に発表された21年3月期第2四半期決算ですが、第二四半期累計売上高6.71億円(前年同期比+1.07億)、営業利益-1.33億円(前年同期比-1.31億)、経営利益-1.4億円(前年どうきひ-1.36億円)でした。

ワンパンマンでマジショックな中、ビバモン大コケにより予想されていたとは言え、営業利益マイナス1億超えて来たので、ホントに会社存続の危機的状態となっています。ワンパンマンのセルランが安定して来ており、月2億程度は売上稼げそうなのがせめてもの救い。しかしその中の取り分がどのくらいかによってはピンチは変わらないのでは?

ただ今回の赤字は決算書に記載している通りビバモンの広告費となっています。よって赤字が拡大していくことはないため、ワンパンマンの取り分が分かる来期決算次第かなと思ってます。

その他、ポルトミラージュがどんな売上をしてくれるのか。

3か月業績の推移から見てみる

四半期決算の推移を見てみると、打ち上げが伸びているにもかかわらず営業益が伸びていないことが分かります。

出典 株探

原因はビバモン広告費かけたのに大コケ問題。これにつきます。売り上げは若干ですが伸びているので出す方を抑えていれば利益も伸びていたはずです。ただアプリゲームとして、それでは売り上げも大きく伸ばせず、グリパチに続く柱を作れず。難しい問題です。

そんな中、他社でいえば失敗かも知れませんがワンパンマンがグリパチ並みの売り上げを出しています。他社が作ったもので、且つ、グリーの看板での運営なので取り分が気になりますが、こういった確実に売り上げが期待できる海外作品で徐々に利益を稼いでいく、これが少しの広告費で存亡の危機に立たされてしまうコムシードの生き残る道なのかなと思っています。

あとは広告をかけなくてもシレっと柱になってくれればよいのですが。ポルトミラージュがそうなってくれないかなぁ。

通期の売上・営業利益予想

決算書では新型コロナ影響で開示できないって書いてますけど、たぶん違いますねw
ワンパンマンも、ポルトミラージュも、その他も全て微妙なんでしょう。

アイドルアプリに関することがサッパリ消されていることから、第二のボイメンショックが起こらなくなりましたけど期待相場もなくなっちゃいましたし、決算短信も補足資料も見ましたが期待感を持たせる内容が無くなり、今までのワクワク感がなくなってしまいました。組織構造改革とか書いてますけど、そんな大きな組織でもないでしょうに。新規事業領域の改革に新しい代表の力が働けばいいのですが、ダメなら会社が終わってしまいそうな予感がします。

株価予想

ここまで決算を見てきましたが、投資家のはしくれとして重要なのは株価になります。ワンパンマンも期待外れに終わり2連荘ストップ安で株価も元通り200円台まで急降下。そして決算結果もビバモン広告費問題で大赤字。正直な所、明るい材料がないw

そんな中で、やはりワンパンマンのセルラン盛り返しによる株価上昇を密かに期待している今日この頃です。今のところ、イベントでおっさんしか出していませんが女性キャラを出せば、一気に急上昇、注目度アップ、セルラン盛り返し!となるだろうと思っています。そうなれば株価も元の期待値通りに1000円を目指していくかと。何せ知ってる人が少なく、少しのお金持ちが買えば株価が吹き飛ぶ銘柄ですので。

ただし、おすすめはしません。なんせ柱のグリパチが売上低下に悩んでおり、且つ、第二の柱も見えず、ワンパンマンの取り分も不明なので。個人的には株価が盛り返したら少し残して売り払おうかなと思ってます。