【2021年3Q決算結果】ソフトバンクの決算結果分析と今後の投資スタンス

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私の保有株である携帯大手の白い犬からCMの迷走が続いているソフトバンクです。新型コロナの影響は受けなかったものの、おじいちゃん総理のボケ政策(スマホ低価格にするためにNTT統合という先祖返り政策実施)により打撃を受けました。

そんな中、先日2月4日に21年3Qの決算が発表されましたので、ソフトバンクの決算の解説とそれに合わせた私の投資スタンスを記載したいと思います。

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21年3月期 第3四半期決算

早速ですが、2月4日に発表された21年3月期第3四半期決算ですが、第三四半期累計売上高兆8070.35億円(前年同期比+5.2%)、営業利益8415.83億円(前年同期比+5.8%)、経営利益7462.01億円(前年同期比+2.3%)でした。

と言う事でコロナの影響なんて全く受けておらず順調な感じです。ヤフー、法人が大幅に伸びたことから、通期の営業利益9200億円予想を9700億円に上方修正しました。予想以上に強かったですね。

決算資料よりこれから期待できると思わせるのがモバイル通信料以外で売上が70%強あると言う事です。そして更にその分野が軒並み伸びています。特に法人の伸びが大きいですね。IoTとセキュリティが前期比+100%を超えています。

出典 ソフトバンク決算資料より

まず法人事業では20年12月にデータセンターを開業しており、クラウドを伸ばしていく決意が見えます。いまはAmazon、Googleなど米国勢にやられ放題ですが、国内ニーズがあり通信大手のため5Gとの融合が出来るソフトバンクが手掛けることが出来れば伸びて行く未来しか見えません。

そしてシレっと教育に手を出して稼いでいこうとするソフトバンク。パソコンの配布、教育システムから始まり、教員教育、サポートまで国策として一度引き受けると永続的に稼いで行けそうです。

そして「PayPay」の決済回数も増えて安定してきているので、そろそろ回収のシーズンに入ってくると思います。そうなると一気にスマホの通信料での稼ぎが占める割合がかなり小さくなることが期待できます。

3か月業績の推移から見てみる

四半期決算の推移を見てみても安定しています。前年同期比で売上が10.7%、営業利益が+3.6%とコロナ時代の勝ち組はやはり携帯大手ですね。今後の成長ドライバーも明確になっているし、今後も大きく減少することもないかと思います。

出典 株探より

通期の売上・営業利益予想

今回、営業利益+500億円上方修正を行いましたが、このままので行くと妥当な数字ではないかと思います。ただ第四四半期は営業利益が落ち込むことから、どうなるのかは少し不安な感じはあるかも知れません。販管費しだいなのかな。

少なくとも利益が出ているので配当を下げて来る事はないかと思います。そう考えると配当利回りは6%を超えているので超お宝ではないかなと思います。

株価予想

ここまで決算を見てきましたが、投資家のはしくれとして重要なのは株価になります。

チャートとしては10月2日に安値をつけていますが、そこからきれいに上昇して行っています。このチャートを見ると暫くは上昇を続けそうですね。いままで1500円台でストップされていますので、今回も1500円を抜けるかどうかが勝負となりそうです。

出典 株探より

今回の決算では上方修正をしました。そして社長交代の発表で更に投資家たちが喜ぶw、という現象を巻き起こしていますので、1500円は軽く超えていくことを予想します。

個人的には上場時に購入して騙されて、少しだけナンピンして取得単価を下げて、ようやくプラス域に持って来れましたが、これから上昇していきそうですので当然キープします。配当利回りもよいお宝株に化けましたので手放す理由がありません。