去年40歳を過ぎてからという遅いタイミングで結婚した私。
年齢も高くローンも厳しいですが相方が猫を飼いたいという希望があり一軒家を購入したいと動き始めました。
コロナ禍の景気低迷で住宅が安くなってお手頃になって来るのでは?
なんて妄想をしていたのは去年2020年はじめごろ。
実際は長く険しく、そしてプレッシャーとの日々が待っていました。
<前回までの話>JR沿線を一旦諦めて地下鉄沿線を散策していたら・・・
コロナ禍で待てども待てどもJR沿線では思ったような物件が出ない状況。
価格高騰もあって手が出ないとあきらめムード。
そんな中、しびれを切らせた相方からのプレッシャーがあり渋々ながら地下鉄沿線の分譲地周辺を探索していたところ営業さんから内覧して行きませんかと声を掛けられたのでした。
コロナ禍の一軒家探しがホント大変でした・・・。
一生に一度の高額なものである家。
後悔したくない思いから優柔不断ぶりをいかんなく発揮していきます(笑)
分譲地の内覧会
希望しているエリアのこと、条件面などを話しながら物件の内覧をさせてもらう事になりました。
ぶらりと立ち寄った私たちですが土日にも関わらず内覧させてもらえて運が良かったようです。
条件面をお伝えしたところ、ハウスメーカではやはり注文住宅は価格的に難しいこと平地の建売(鉄骨)も良いお値段で厳しいことを率直にうかがいました。
そんな中でお安いシリーズとして売り出したばかりの木造住宅を紹介していただけることに。
こちらは駐車場が道路に面しており、そこから階段でゆるい傾斜ですが20段程度上ったところにありました。
南側リビングで高台にあるので眺めは最高で日当たりも良く歩いている人とも目線が合いません。
床暖、浴室乾燥完備、食洗、収納スペースもあり。
モデルハウスなのでオシャレな家具も設置してあります。
当然相方のテンションは右肩上がりの状態
スッカリご機嫌状態でした。
ただ私は
1.階段が長く、老後問題になるのが心配
2.階段がある家はいざという時に売れない
3.バスでJRまで出るのに30分程度掛かる
4.車通勤なら早くなるが事故やガソリン代などの持ち出しが多くなる
などなど色々考えてしまいモヤモヤがとまりません。
特にもう40歳も超えているので老後がすごーく不安。
申し込みは一旦保留して、来週のアポだけ取って帰宅することにしました。
相方からのプレッシャー
家に帰る途中も家に帰ってからも相方は気分ルンルンです。
私はモヤモヤしながら階段が心配なことを伝え続けます。
うちの実家ももっと長い階段あるけど両親も何も言ってないし近所のおじいちゃんも普通に暮らしてるから大丈夫だよ。
老後は絶対シンドイって。
それに通勤も時間が掛かるし、相方もしんどくなるよ。
実際に階段のある家に住んでる両親に階段がしんどいか聞いてみる。
通勤時間はあそこに住めるなら我慢できるので心配しなくてもいいよ。
聞いてみたけど、特に気にしてないって言ってた。
階段があるのが普通になったら気にしないって。
・・・での通勤もしんどくなるし・・・
じゃどうするん?
辞めて違うとこ探す?
でも1年以上かけていいとこないんだよね?
・・・
もう良いところが見つかったと思っている様子。
ただ焦る理由も分からなくはないんです。
というのはコロナ騒動の前に見ていた家の内覧を行う直前にコロナの緊急事態宣言が出て一旦辞めたこととによりその物件が売れてしまったという出来事があったので。
あの時の二の舞は嫌だ!と。
周辺に病院があり、スーパーもあり、ユニクロやホームセンターまである。
そして何より、隣家との間が広く道路も広い。
さらに実家と似た環境で住んでる姿をイメージしやすい。
そりゃ相方からしたらいいところですよね。
ただ気に入っていない私は妥協策として少し高いですがJR駅近くの物件も一度見に行くことを伝えて一旦相方を納得させました。
まとめ
優柔不断の私へのプレッシャーが日に日に増していく毎日。
早く判断しないと売り切れてしまうかもしれない、
そして売り切れたら私のせいになる。
逃げたい。
そんな中で後悔しない選択を冷静にしなければいけませんでした。
家を買うのってホントに大きな決断の毎日というのを実感しました。