オール電化、全館空調(スマートエアーズ)の7月の電気代

住宅購入関係
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昨年末に新築を購入して7か月目の我が家の7月の電気代を公開したいと思います。

我が家の環境を説明します。

1.家の場所
関西の数年に一回雪が積もるくらいで冬場の最低気温はー1℃くらいの地域。
2.我が家
一軒家2階建てで建物の大きさは30坪ほど。
3.住宅設備
スマートエアーズ(全館空調)あり、オール電化住宅、太陽光発電4.5kW付き、浴室乾燥機無し。
.生活スタイル
共働きで子供が居ないので平日は家に居ないのですが、最近はテレワークのため在宅も増加気味。
食洗器は毎日深夜に回し、ドラム式(notヒートポンプ)乾燥機を1週間に2度ほど使用。

比較的電気代が掛からないスタイルかな。

3月までは関西電力のオール電化プランを契約してました。
5月からはLooopに代わりましたが、徐々に料金改定で電気代が跳ね上がっています。

買う前から色々ブログで調べていましたが、全館空調で太陽光パネル有りであれば月1万程度に収まりそう、と推測していますが、実際はどうなのか???

私も参考にさせていただいたように、我が家の実際の電気代も参考にしていただければいいかなと思いますので、宜しくお願いします。

ブログを見てると皆さん大きな家を建てられてるようで、よくよく見るとそりゃ電気代が高くなるのは当たり前、なんて人も多いです。

我が家はごくごく一般的なサイズなのかなと思ってますので参考になるかも。

2022年の電気代推移

早速ですが、2022年の電気代です。
電力会社の検針日が10日からとなっていますので、10日から次の9日までの計測となっています。

暑い日が増えた上に雨の日が続きましたので、スマートエアーズは在宅中はONにしている状態でした。

かつ、8月からは相方が産休に入り、一日中家に居ることも増えたので電気代が上昇しています。

エコキュートについては夜の温度が下がっていることもあって、消費電力が下がっている状態を継続しているのでスマートエアーズ付けてても買電金額が6,687円となりました(^^)/

スマートエアーズの使い方ですが、スマートエアーズはつけっぱなしではなく、帰宅してからONにするようにしています。(2FはほぼOFF)
冬場の暖房に比べて夏場の冷房速度はソコソコ早いです。

ただし、8月からは相方が家に居るのでつけっぱなしで、夜間は寝室のエアコンのみONにしています。

帰宅直後のむわっとした空気は夏場はやはり凄いので、全館空調の利点を生かすのであればつけっぱなしが良いのでしょうね。

我が家ではそれだけ(家についてちょっとの間)のためにつけっぱなしは勿体ないと言う貧乏人精神で消してますが。

ちなみに昨年の7月は賃貸でガスと電気を合わせて約7,500円でしたので、オール電化住宅の方が圧倒的に安くなりました。

断熱性能がソコソコで且つ鉄骨のため不利と言われているトヨタホームでもこの程度なので、最近の住宅の性能は凄いですね。

そして売電金額ですが7月は梅雨が戻ってきたように雨の日が続きましたから、発電量は6月と全く同じ数値となりました。買電量が増えているので6月より減って6,992円です。

買電と売電トータルで305円の収入です!

ほぼトントンですね。

ただ毎度毎度記載しているのですが、これだけ見ると太陽光発電ってお得!!

なんて勘違いを起こしてしまいそうですが、1年トータル発電量すべてを19円で売却できたとして、9万円に届きませんでした。

住宅価格に太陽光発電設備価格が載っている(100万ちょいらしいですが)ので、10年では回収できないことになります。

買取価格19円は正直厳しいです。。(2022年は16円?更に厳しすぎる)

10年経つとパワコンの交換などの保守費用が発生しますし、撤去する際にも費用が発生することを考えると全然太陽光発電はお得な設備ではないです。

ただ先月も記載しましたが、ここに来て電気代が物凄く高騰して来ています。

少しお安い価格になっているLooopでも深夜電力18円になりましたので、もうすぐ「売電価格<深夜電力」になりそうな感じです。

再エネ賦課金が数円分かかりますので太陽光の電力を使った方が全然お得な水準です。

完全にエコキュートを深夜電力で動かすメリットもなくなり、昼間の太陽光発電で動かす方がお得になって来そうです。

こうなると売電価格19円の方を上げてもらわないと全然FITの意味ない。。

こんな中でも電力会社は「オール電化がお得」と言ったキャンペーンを打っているので罪作りですね。
原子力がベース電源となっていない昨今では深夜電力を安く打ち出すのは論理的におかしいのですが。

<注意点>

参考にしていただく上での注意点ですが、本電気代には再エネ賦課金と燃料費調達額が入っています

インフレにより燃料調達額が高騰しており、且つ、再エネ賦課金も年々上昇して行っています。

再エネ賦課金は2030年頃まで上昇して行くことがほぼほぼ確定していること、インフレによる燃料費の高騰もこれから本格化すると言われているほどですので、これから検討する人はこれから更に高くなることも考慮しておいた方が良いと思います。

また参考にするブログによっては10年以上前のものもありますが、この数年だけを見てもかなり上昇していますので御注意を!

言うまでもないですが、買取価格も年々下がってますので、昔のブログをみて太陽光発電で直ぐに元が取れると勘違いしないように注意してください。

また人によっては、太陽光発電の売電量や電気代減額分を考えて何年でペイできるから大丈夫、と言いつつ、ランニングコストである電気代も太陽光発電があるから少なくて済んでる、と太陽光発電を2重計上している人も居ます。

さらにメンテナンス費用(パワコン、モジュール)や屋根のメンテナンスする際の取り外し費用、更には撤去費用も掛かって来ます。

個人的には太陽光発電いらない派ですけど、建売なので仕方ない。

そういえばLooop電気に変えて基本料金、オール電化割引がなくなりましたが、関西電力もオール電化割引をなくすと言ってたので、関西電力でオール電化する意味って全然なくなりました。

原発再稼働させないままオール電化を売り込んでいく関西電力って罪作りなメーカですよね。

<太陽光発電の闇>

太陽光発電関係の仕事を少ししていたので分かるのですが、発電量低下してても、「天候に左右されるので」、とか、「経年劣化はどうしてもしますから」、なんて良い訳や、「もし確認して何も無ければ、足場や確認作業の費用は負担してもらいますが良いですか?」、なんてことを言って発電量低下を認めない業者が多数ですのでトラブルの元です。

特に、太陽光発電のノウハウもないのに自社で太陽光パネルを組立ているメーカは10年、20年と経過して行った場合にトラブルが多くなります。

規格取得しているので安心!なんて言ってるメーカも怪しいと思ってください。
太陽光発電で規格を取得せずに発売している所なんてありません。

太陽光パネルは中国や東南アジアからセルだけ購入して組み立てれば発売時点ではそれなりの性能を保つことができます。ただし経年的なことはシステム屋さん(製品を組み合わせて製品化するだけのメーカ)には分からないのです。

全館空調(スマートエアーズ)の電気代は?

7月は在宅時にはスマートエアーズはONにしていました。

スマートエアーズの電力量は月毎になりますが、7月については105.4kWhでした。

スマートタイムプランのリビングタイムが23.4円なので2,466円となります。

うちは昼間が共働きでほぼ不在で、帰宅後からONにしていてこの価格です。

冷房フル稼働になっているのですが、冬場と比べると安いですね(^^♪

もうすぐ子供が生まれるので、来年はきっとスマートエアーズつけっぱなしになるかと思いますが。

電気代は怖いですが本来のスマートエアーズの快適性を感じられそうです。

ただし家の間取りを考えると1階はリビングに1台、2階は各個室にエアコン設置した方が温度管理もし易くて良いよね、と相方と話しています。

子供が大きくなって個室を使い始める10年後くらいにはエアーズの保証も切れてると思いますし、エアーズには引退してもらう予定です。

ともかく、来月(8月)は相方が産休に入っているのとお盆休み期間もありますので、一日在宅で冷房ほぼフル稼働になります。

さらに8月1日からLooopの電気代改定があり、かなり高くなるはずです。

さて電気代はどうなることやら(^^♪

まとめ

1月から7月の7か月だけですが、今のところは平均の電気代が昨年比でもかなり安いです。

1年トータルでどうなるかではありますが、冬場以外は凄く安くなりそうで安心しました。

年間の平均値で見ると賃貸程度で収まりそうかな。

冬場の全館空調(スマートエアーズ)を少しケチっていたため、今年の冬はもう少し生活の質を上げるために温度設定を上げようかなと思います。(と言うか家族が一人ふえるので上げざるを得ない。。)

強い人が生き残るんじゃない。変化に対応できる人が生き残るんだ。

変化が激しい世の中で今までの価値観のまま過ごしてたら生き残れませんから、これから私も世の中に合わせて変化して行こうと思います。

これから年間でどうなって行くのか、楽しみでもあり、怖くもあります。

トニートニー・チョッパーのイラスト(ONE PIECE)