【オール電化プランは損してる!?】はぴeプランRと従量電灯Aでの電気代比較

住宅購入関係
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昨今、世間を騒がせている?電気代高騰について何とか影響を少なくできないものかを検討しており、つい最近Looop電力のスマートタイムから関西電力のはぴeプランRに移動して来ました。

そして12月の電気代が出たのですが、・・・高い((+_+))

色々調べて計算してみた結果、タイトルにもある通り、オール電化だけ電気代高騰していました。

はぴeプランRと従量電灯Aの電気代比較

早速ですが結果です。

12月の我が家の電気代は23,203円でしたが、従量電灯Aで計算すると下記の通り。

はい、ぼろ負けです。
計算すると、21,017円でしたので、2,186円従量電灯Aの方が安いことになります。

更に来月の予想も現時点で12,637円。
こちらは政府の補助金が入ったため、12月よりかなり安くなっています。

では従量電灯Aで計算してみると、

9,475円となり、3,162円従量電灯Aの方が安い

更に価格差が広がってて、電化プランであるはぴeプランRの方が割高で契約させられていることが分かります。

何故こんなことが起こっているのか。

それは、従量電灯Aは規制料金で、はぴeプランRが自由料金であるため、燃料費調整額が異なっているからです。

関西電力の燃料費調整額(1月)を見ると、規制料金で上限がある従量電灯Aは2.475円のまま。
自由料金である、はぴeプランRとは実に8円もの差があるのです。

これではいくら深夜料金が安いとはいえ、ほとんど差がないので従量電灯Aより割高になってしまいます。

さらに、はぴeプランRは基本料金が設定されてあり、電気を使わなくても2,200円が必須で徴収されています。
つまり、その分を深夜電力の値差で取り返さないと、従量電灯Aより割高になってしまうプラン、と言うことです。

2月以降は国から電気代高騰対策として補助金が出るので、この差が解消されるのかと思いきや・・・
2月の燃料費調整額が以下の通り。

なんと、燃料費の高騰の影響をほとんど受けていない従量電灯Aまで国からの補助金で-8円になってる( 一一)

はい。

オール電化プランの人は思いっきり損してますね。

関西電力がズルいところは、電気代シミュレーションでオール電化プランとの比較で従量電灯Aを出さないところです。

従量電灯Aに変えるためには平日の仕事をしている時間帯に電話しないといけないので、凄くメンドクサイ。

「Looop電力⇒関西電力への乗り換え理由」と怖すぎるスマートタイムONE

関西電力と契約する前はLooop電力でスマートプランを契約していました。

昨今の燃料費高騰を受けて契約者が合意していないにもかかわらず、勝手にスマートタイムOneなるプランに移行させられたため、関西電力に変更しました。

それも契約者がメリットあるプラン、もしくは、燃料費高騰を受けて若干値上がりするなら、兎も角、契約者に莫大なリスクを背負わせるプランとなっております。

それがこちら。

こちらのプランを解説すると下記になります。

①毎月固定の料金単価
現在関西電力管内では14.15円/kwhとなっております。
つまり最低でも14.15円/kWhが発生します。

②電源料金
30分毎に代わるJPEX連動料金です。
例えば23年1月23日のJPEX料金は以下グラフの通りとなってます。

一番よく電気を使う夕方の時間帯で計算すると、電源料金は大よそ23円/kWh。

電気代としては、①14.15円/kWh+②23円/kWh=37.15円/kWh

となります。
30分毎に算出されますので、電気代もこのグラフに比例する形で上下することになります。

<注意ポイント!!>

これだけでも十分高いし、怖い!!

こう思うかもしれません。

ただホントに怖いのはこの取引価格連動が青天井という所です。

次のグラフを見てもらえれば、それが現実に起きうること、と言うことが分かるかと思います。。

21年1月15日のJPEXチャート。
なんと、250円/kWh!!!

この価格をベースに計算すると

250円/kWh+14.15円/kWh=264.15円/kWh

あり得ないですが、1か月(最低契約期間)すべて同じ価格で500kWh使用したとすると

1か月の電気代132,075円

なんてことが起きても文句が言えない、と言うことになる訳です。

ちなみにこの時は上がりすぎて上限額が200円/kWhに設定されたようです。

また2022年からは市場販売価格では実際にかかったコストに連動するようになったようですので、流石にここまで跳ね上がることは・・・ないと信じたいですが。

まとめ

関西電力のオール電化プランは、23年1月現在では従量電灯Aより割高になっていると言うお話でした。

関西電力が規制料金の撤廃を申し出ていない事、申し出てから数か月後に判断となることから暫くこの状況が続くと予想されます。

これを踏まえて、電気料金プランをどうするか。

迷いどころです。

トニートニー・チョッパーのイラスト(ONE PIECE)