昨年末に新築を購入して1年が経ちました。1年4か月目の我が家の4月の電気代を公開したいと思います。
我が家の環境を説明します。
1.家の場所
関西の数年に一回雪が積もるくらいで冬場の最低気温はー1℃くらいの地域。
2.我が家
一軒家2階建てで建物の大きさは30坪ほど。
3.住宅設備
スマートエアーズ(全館空調)あり、オール電化住宅、太陽光発電4.5kW付き、浴室乾燥機無し。
4.生活スタイル
共働きで子供が居ないので平日は家に居ないのですが、最近はテレワークのため在宅も増加気味。
食洗器は毎日深夜に回し、ドラム式(notヒートポンプ)乾燥機を1週間に2度ほど使用。
比較的電気代が掛からないスタイルかな。
⇒22年の10月以降の生活スタイル
子供が出来たので平日休日問わず家に人が居る状態です。
赤ちゃんがいるので1Fは全館空調が付くことが増えそうです。
そして食洗器、洗濯機も音が煩いので昼間に動かし、頻度もほぼ毎日に変っています。
さらには太陽光発電を使った方がお得になったので、エコキュートもソーラーシフトに変更しました!
子供が出来ると生活が一変しますね。
22年3月までは関西電力のオール電化プランを契約してました。
22年4月からはLooopに代わりましたが、8月から一気に料金改定で電気代が跳ね上がっています。
そして燃料調達費が一気に急騰したのと30分毎に料金改定されると言う恐ろしいプランに強制的に移行させられると言うのでLooopを見限り、22年12月から関西電力のオール電化プランに出戻りです。
Looopは基本料金がないのと太陽光発電があるので昼に余り電力消費しない我が家には合っていたんですけど、あっという間に改悪して行ってしまいました( 一一)
それはさておき。
家を買う前から色々ブログで調べていましたが、全館空調で太陽光パネル有りであれば月1万程度に収まりそう、と推測していますが、実際はどうなのか???
私も参考にさせていただいたように、我が家の実際の電気代も参考にしていただければいいかなと思いますので、宜しくお願いします。
ブログを見てると皆さん大きな家を建てられてるようで、よくよく見るとそりゃ電気代が高くなるのは当たり前、なんて人も多いです。
我が家はごくごく一般的なサイズなのかなと思ってますので参考になるかも。
特に昨今の電気代高騰が半端ないので古いブログよりかは参考になるとは思います。
2023年3月の電気代
2023年4月の電気代
早速ですが、2023年4月の電気代です。
4月は晴れの日が多く、気温も上昇したため使用量も減っています。
さらに深夜電力と太陽光の売電価格が逆転していたので、積極的に太陽光発電を自家消費に回しておりました。
その結果、去年が発電量324kWh、使用量271kWhだったので、お天気さまさまですね。
赤ちゃんがまだ7か月で育休中の相方もいる中で、電気代が高騰しているので、試行錯誤しておりましたが、基本的には節電しすぎないようにしておりました。
結果としては4月の買電価格は驚きの8,806円で、去年の同じ月とほぼ同程度に収まりました。
政府の補助金も貢献してます。
ただ売電金額はエコキュートを昼利用に切り替えていたことにより、去年の同じ月より2,000円程度安くなってしまっていますので、トータルとしては1,966円の支払いとなりました。
去年は電気代マイナスを記録していたので今年はトホホな結果ですが、家族が1人増えて且つ電気代高騰している状態でこれだけで済んだと思えば、想定よりはマシだったのかな。
そして先月も記載していますが、そもそもオール電化は自由料金だからと言って燃料費等調整額の上限がないのは厳しい。
政府の補助金が規制料金である従量電灯Aにも入って、むしろ燃料費等調整額がマイナスになると言う訳分からん補助をするくらいなら、オール電化の燃料費等調整額をゼロにしてくれ・・・。
詳しくは、オール電化の闇について書いたで下記記事参照( 一一)
結論から言うとオール電化プラン、損してる!!
【オール電化プランは損してる!?】はぴeプランRと従量電灯Aでの電気代比較
全館空調(スマートエアーズ)の電気代は?
4月は全館空調を完全OFFに出来るかなと思いましたが、たまに寒い日があったのでその時は我慢せずにつけていました。
ちょっと肌寒いって感じは個人的に好きなので、3月、4月はホントに良い季節💛
去年との変化点で今年は育休中の相方が家に居るのですが、この時期は昼間は暖かいのでスマートエアーズを入れないので、去年からほぼ変わらないかな。
と言うことで4月のスマートエアーズの電気代です。
27.5kWh(1F:21.5kWh、2F:6kWh)でした。
全電気使用量の中の約15%がスマートエアーズですので、大分割合も少なくなりましたね。
1kWhが30円だとすると、825円です。
ちょっとだけしかつけてないのに、待機電力意外と食っとるな((+_+))
そう考えると、最新のエアコンの方が効率が良いですね。
全館空調に対する個人的な意見としては、我が家には不要と言うことが待機電力でも証明されそうです。
我が家の間取り上、リビング階段ではないので廊下との間にもドアがありますし、脱衣場にしてもスライドドアで繋がってるだけなので、ドアを開けておけば、リビングのエアコンだけでもそこまで寒くないはず。
そして致命的なのはスマートエアーズは各個室ごとに温度制御ができないこと。
これははっきり言って不便。
10年後くらいにはエアーズの保証も切れてると思いますしエアーズには引退してもらい、最新の省エネエアコン導入しよう。
それに最近浴室乾燥機の見積もりをハウスメーカに依頼したのですが、見積もりが1か月以上来ないため、連絡したらどうやら忘れていた様子。。。
スマートエアーズも故障したらすぐに対応して欲しいのに、たぶんわすれられるんでしょう。
そして浴室乾燥機の見積もり金額はビックリ( ゚Д゚)価格だったのは別記事にするとして。
それはともかく。
さて今後の電気代はどうなることやら(^^♪
まとめ
一戸建てに引っ越してきて1年と4月が経ちました。
政府の補助金が入っているので電気代は落ち着いた感じになっていますが、今年の冬には補助金切れそうなので、また高騰するのかなぁ。
個人的には子供が保育園に通い出して、凄まじい量の洗濯、それに伴い、乾燥機の使用・・・。
共働きなので干す時間も惜しいので仕方ないですが。
子供の持ってみて初めて分かりますが、大人なら節約生活で過ごせるところも、子供が居ると成長に合わせて服を買いなおしたり、子供に色々体験させてあげたり、なんだかんだ飛ぶようにお金が出て行きますね。
子育て支援で月々1万、2万貰ってもそれ以上に消費税でおさめてる気がする。
私からの提言
「子供1人いれば消費税5%減税、2人で消費税無料」
これを異次元の政策をして欲しいと感じる。
うちはまだ1歳にもなってない状態でコレなので、もっと費用が掛かると言われてる高校、大学生が怖すぎる・・・。
そして高齢化で出産してるので、その時にはもう定年w
それはともかく。
これからも
「強い人が生き残るんじゃない。変化に対応できる人が生き残るんだ。」
変化が激しい世の中で今までの価値観のまま過ごしてたら生き残れませんから、これから私も世の中に合わせて変化して行こうと思います。
これから年間でどうなって行くのか、楽しみでもあり、怖くもあります。
太陽光発電システムを載せるべきか否か。(内容変らないので前月と同じ)
毎月書いているのですが、太陽光発電システムは個人的にはおすすめしません。
ただ上にも記載していますが、ここに来て電気代が物凄く高騰して来ています。
そして現時点で既に「売電価格<深夜電力」になっています。
こうなると太陽光の電力を使った方が全然お得な水準です。
FIT制度の下での売電価格では、私の場合で1年トータル発電量すべてを19円で売却できたとして、9万円に届きませんでした。
住宅価格に太陽光発電設備価格が載っている(100万ちょいらしいですが)ので、10年では回収できないことになります。
買取価格19円は正直厳しいです。。(2022年は16円?更に厳しすぎる)
10年経つとパワコンの交換などの保守費用が発生しますし、撤去する際にも費用が発生することを考えると全然太陽光発電はお得な設備ではないです。
ただし、深夜電力を使わずに出来るだけ太陽光の電力を使った場合は現時点でも36円で売っているのと同じになります。
こうなると1年あたり15万~20万円お得になった計算になるので、5,6年でペイしていることになります。
今後も電気代価格が高騰して行けば、太陽光発電のメリットの方が大きくなってくる可能性もありますが、これはエネルギー価格が上がるか下がるかのギャンブルと言うことになりますね(^^♪
高いお金を出してまでギャンブルするか、と言うと私はおすすめはしません、となります。
ただこのまま電気代高騰が続いていきそうなので、私はギャンブルに勝ったことになりそうです♪
<注意点>
参考にしていただく上での注意点ですが、本電気代には再エネ賦課金と燃料費調達額が入っています。
インフレにより燃料調達額が高騰しており、且つ、再エネ賦課金も年々上昇して行っています。
再エネ賦課金は2030年頃まで上昇して行くことがほぼほぼ確定していること、インフレによる燃料費の高騰もこれから本格化すると言われているほどですので、これから検討する人はこれから更に高くなることも考慮しておいた方が良いと思います。
また参考にするブログによっては10年以上前のものもありますが、この数年だけを見てもかなり上昇していますので御注意を!
言うまでもないですが、買取価格も年々下がってますので、昔のブログをみて太陽光発電で直ぐに元が取れると勘違いしないように注意してください。
また人によっては、太陽光発電の売電量や電気代減額分を考えて何年でペイできるから大丈夫、と言いつつ、ランニングコストである電気代も太陽光発電があるから少なくて済んでる、と太陽光発電を2重計上している人も居ます。
さらにメンテナンス費用(パワコン、モジュール)や屋根のメンテナンスする際の取り外し費用、更には撤去費用も掛かって来ます。
個人的には私は太陽光発電いらない派ですけど、建売なので仕方なくつけています。
<太陽光発電の闇>
太陽光発電関係の仕事を少ししていたので分かるのですが、発電量低下してても、「天候に左右されるので」、とか、「経年劣化はどうしてもしますから」、なんて良い訳や、「もし確認して何も無ければ、足場や確認作業の費用は負担してもらいますが良いですか?」、なんてことを言って発電量低下を認めない業者が多数ですのでトラブルの元です。
特に、太陽光発電のノウハウもないのに自社で太陽光パネルを組立ているメーカは10年、20年と経過して行った場合にトラブルが多くなります。
規格取得しているので安心!なんて言ってるメーカも怪しいと思ってください。
太陽光発電で規格を取得せずに発売している所なんてありません。
太陽光パネルは中国や東南アジアからセルだけ購入して組み立てれば発売時点ではそれなりの性能を保つことができます。ただし経年的なことはシステム屋さん(製品を組み合わせて製品化するだけのメーカ)には分からないのです。