アカツキ(3932)
ドラゴンボール ドッカンバトルが収益の柱であるアカツキの2Q決算発表がありましたので、分析したいと思います。
期待のハニーワークスなるアプリが不発、且つ、運営移管と言う何とも寂しいアカツキ。
そんな中、先日10月29日に22年2Q決算が発表されましたので、アカツキの決算の解説とそれに合わせた私の投資スタンスを記載したいと思います。
22年3月期 2Q決算
早速ですが、10月29日に発表された22年2Q決算ですが、累計売上高126.37億円(前年同期比-24.2%)、営業利益37.16億円(前年同期比ー47.7%)、経営利益37.76億円(前年同期比ー46.2%)でした。
いよいよ懸念していた「ドラゴンボール ドッカンバトル」と「ロマンシングサガ」の2本柱のピークアウトが始まってしまったようです。
UNI’S ON AIRは粘り強く、横ばい状態ですが、オタク需要としてこれ以上爆発的に売れる見込みもなく、こちらもいつピークアウトするのか危険な状態。
そして現状アカツキが力を入れていると思われるのが、ダンガンロンパ制作陣と組んだトラブルナイン。ただアニメ化までするとの事だが話題にすらなっていない始末。
これだけだと、かなりアカツキも厳しい((+_+))
個人的にはそれ以外で決算資料に載っている他社IP(21年下期以降リリース予定)に期待しています。
こちらは去年の決算資料にも開発中と記載されていたものなので、かなり大きなIPになりそうです。(と言うかなってくれないと困ります。)
そしてアカツキのアプリの周年期間を考えると3Qが少し弱いので何らかの動きがあるのではないかと思っています。
正直な所、21年に入ってからクソアプリしか出してないのでホントにコメントしようがない燦燦たる状。これくらいしか希望が持てません・・・。
3か月業績の推移から見てみる
四半期決算の推移を見てみると、全てマイナスの燦燦たる状態。。
これは厳しい。
過去2年間の売上、営業利益をまとめてみましたが去年はコロナの影響が出ていたとしても、その前の年との比較でも大きく落ち込んでいるのが分かるかと思います。
正直な所、今の既存タイトルでは3Q、4Q巻き返しを図るのは絶望的。
やはり新規タイトルに期待ですが、トライブナインはまだまだ先の話ですので、他社IP期待のみ。
他社IPがこけると・・・。
通期の売上・営業利益予想
とにもかくにも売り上げの2本柱であるドッカンバトル、ロマンティンサガのピークアウトが見えてきたことから次の柱が育たないとかなり危険な状態になってきてしまいます。
さらにコロナ感染者が減って来ていることからアプリ需要自体の縮小も懸念。
転げ落ちて行く予感しかしていません。。
株価予想
ここまで決算を見てきましたが、投資家のはしくれとして重要なのは株価になります。
ドッカンバトルとロマンシングサガがピークアウトしたことから株価は2,000円を目指していくのではと恐れています。。
個人的には前回の予想で「ピークアウトはまだ先なので5,000円を目指していく。」と言って大外れしているので、今回も大外れして欲しい( 一一)
期待としてはゲーム株は一発逆転があること。
他社IPが超人気タイトルであったり、トライブナインのアニメがまさかの大ヒットをすると株価は急上昇するかもしれません。
ここまで来ると投機の領域になってしまってますので冷静に判断したいとは思いますが・・・。