高配当株の代名詞的な存在ＪＴですが、私もポートフォリオに加えています。
そしてロシアのウクライナ侵略により株価が低下したタイミングで買い増しを行っておりましたが、ロシアへの経済制裁がより一層厳しくなって行く中で、リスク取りすぎだなーと思いましたので、今回一部売却（600株中200株売却）する結論に至りました。
決算が4/28になりますので、その中でロシアに対するたばこの販売を停止するなど今後に対する悪影響の話が出ればいくら円安で決算が良くても投資家は一気に売りますからねー( 一一)
ちなみに各セグメント別の売上、利益は下記となってます。
見て分かる通り、海外たばこの営業利益はＪＴ全体の営業利益に対して73.8%をしめています。
国別の割合は出ていませんが、ロシアでの売り上げが飛ぶと利益の2割が無くなると言われているので、約1,000億が消し飛ぶことになります。
現在の円安レートだとしても5,100億程度の営業利益まで落ち込むことになりますので、もしロシア撤退を決めたのであれば影響は大きいと言わざるを得ません。
次に四半期毎の推移は下記のようになってます。
これを見ると10月-12月は毎年営業利益が落ち込むような季節要因があるんでしょうか？
それでも前年に比べて落ち込んでいるので、来期以降の右肩上がりの成長もなさそうです。
となると、ロシア撤退を決断した瞬間に単純に来期利益は2割下がるとするとリスクはかなり高そうです。
ただし！
株主の多くがJTに期待しているのが「高配当」の部分です。
利益が減るリスクが出てきたとはいえ、現時点で配当利回りは6%後半。
そしてJTは経営計画2022で下記の様に配当性向75%を目安にすると明確に記載しています。
であれば下がったとしても5%くらいならまだまだ高配当株！？
ということで、リスクを取りすぎな分だけ一部売却（600株中200株売却)と言う結論で進めたいと思います。
はてさて決算はどうなることやら(^^♪
